日本の通信業界とインターネットFAX 2
トヨタ銀行といわれるほど膨大な余裕資金を持つトヨタが大株主に控えているとなれば、新会社の資金調達力、財務力は群を抜きます。
巨額の設備投資を必要とする通信業界における生き残り競争には強力な援軍になります。
・・・これまで資金力にものをいわせて、インターネットFAXなどの通信業界に参入して成功した例はまだありません。
IBMといえども失敗しています。
どちらかといえば、ベンチャー的な企業のほうが急成長しています。
しかし、国境を越えた競争が激化するこれからは、巨大企業がバックにいる有利さは認めざるを得ません。
トヨタは通信に進出して何を狙っているのでしょうか。
トヨタ自身まだ検討中といっていましたが、自動車に次ぐ経営の柱になってくれることを期待していることは間違いありません。
そのためにも、新会社の大株主になる必要があるのですが、今のトヨタでは通信業界のリーダーシップを発揮するには実力が不足しています。
あえて新会社で主要株主としての存在を主張しないのは、そのことを承知しているためではないか、と想像されます。