人間回復の要求とコミュニティ 6
人間はストレスがなくなって心が安まるのは、コミュニティのなかにいるときです。
そこで人間的なあたたかみを感じます。
なぜでしょうか。
それは、すでに見たように、「人格たる人間」に決定的なのは思いやりだからだ、と思います。
思いやりのない人間を、わが国では昔から「人でなし」といってきました。
人間でない、といってきたのです。
この点からすると、ゲゼルシャフトは「人でなしの社会」、つまり非人間的な社会だということになります。
これにたいしてゲマインシャフトは、真に「人の社会」、人間的な社会関係ということになります。
だからこそ、人はそこにおいて人間らしさをおぼえ、安らぎを感じるのだ、と思います。
それが、失われると人間的には冷たい社会、寂しい社会となります。
人間がいくらいても寂しいのです。
残念ながら現代社会は都市化し、利益社会的傾向が非常に強くなっています。
子どもたちがサッカー スパイクをはいて元気に走り回ることが出来るような社会にしたいですね。